【ニュース】第21回GISコミュニティフォーラム「マップギャラリー2024:マップ部門」で第1位受賞!
2024年5月23日、24日に東京ミッドタウンで開催された「第21回GISコミュニティフォーラム」(ESRIジャパンユーザ会主催)の「マップギャラリー2024」において、三栄コンサルタントは「マップ部門」へ作品を出展し、全26作品の出展より、三栄コンサルタントの作品が「マップ部門」において第1位を獲得し、ESRIジャパンより表彰をいただきました。
「GISコミュニティフォーラム」は、全国のGISユーザの情報交換とGISの利用促進を目的として開催されている大きなイベントです。このイベントで開催される「マップギャラリー」は、GIS(地理情報システム)を活用して得られた研究成果・活用成果の地図をポスターのかたちで出展・紹介する企画であり、マップギャラリーに出展された作品は、フォーラムの参加者および選考委員会による投票によって優秀作品の選考が行われます。
三栄コンサルタントのマップギャラリーへのポスター展示は、揖斐川町防災ハザードマップをテーマにして作成しました。この防災ハザードマップは、GISデータを活用して作成され、災害リスク(ため池浸水災害、土砂災害)や避難所などの施設情報などを示した防災ツールとして、地域住民に分かりやすく提供することを目的としたものです。ArcGISにて災害リスクや避難所などの位置情報を管理したベースマップを作成し、住民配布印刷データとして、Adobe Illustrator にて地形や危険区域を視覚的に示す地図面を作成しました。また、情報面では住民目線を主眼に、災害リスクと地形の関係をイラストでビジュアル化し、災害時の適切な避難のあり方をチャート形式で示しました。
三栄コンサルタントに対する授賞式では、マップギャラリー審査員、Esri社ArcGISプロダクト開発最高技術責任者のジム・マッキニー氏が「このマップは山地の3Dデータを2Dマップ上に表現し、山地と平地の地形状況を分かりやすく表現している点が非常に評価できた。また、地域の防災力向上の取り組みとして作成されている点も素晴らしい」と賞賛の言葉をいただきました。
今回の受賞を通じて、三栄コンサルタントのGIS技術と地域防災への貢献が改めて認められました。今後も地域社会の安心・安全に寄与するため、さらなる技術革新とサービス向上に努めてまいります。